先日の記事 「化学物質過敏症」
は、大きな反響を、いただきました。
それだけ、化学物質過敏症の方や、
その疑いのある方が、多いということでしょう。
今回は、その原因のひとつとなる
「合成洗剤」についてです。
子や孫まで受けつがれる化学物質のキケン
春になりましたが、体調面、いかがですか。
実はその花粉症、あなたが日々使っている合成洗剤が原因かもしれません!
花粉症もだいぶ落ち着いてきましたが、普段からアレルギー体質だという方も多いのでは?
あるいはお子さんがアレルギーっぽい方。
以下に当てはまることはありませんか。
もしあれば、洗剤を見直すタイミングです!
こんな症状があれば、合成洗剤による経皮毒を疑おう!
・急に花粉症になった。
・日頃使っている化粧品にアレルギーを起こし始めた。
・洗剤による手荒れがひどくなった。
・手の甲を濡らしたとき、水滴ができず、じわーっと広がる。
有害な化学物質が蓄積されることで、それまで症状がなかった花粉症やアレルギーが起こることがあります。
また、赤ちゃんや子どもの肌は、羨ましいほど、水をはじきます。
肌のターンオーバーのサイクルが早いので、赤ちゃんや子どもの肌はしっとりすべすべ。
年を重ねることによって、水はじきは悪くなっていくのですが、合成洗剤のために、不要なダメージを得ているかもしれません。
手の甲を濡らして、水滴がきちんとできますか?
できない方、加齢のせいだけではないかもしれませんよ。
化学物質に囲まれているわたしたちの生活
プラスチックや合成ゴム、合成繊維、合成界面活性剤など、あらゆるものが石油から作られていることは、ご存知ですね。
これらの合成化学物質はわたしたちの生活を支えてくれています。
ところが、これらの合成化学物質は、アトピー性皮膚炎や花粉症、アレルギー、子宮内膜症など、様々な症状にかかわっていると言われています。
化学物質は主に3つのルートで体内に入ってきます。
1、経口吸収
食べ物を通して、取り込まれる食品添加物や農薬などの化学物質ですね。
食べ物と一緒に取り込まれた毒は、肝臓の代謝酵素の働きによって、多くが分解され、残りが全身に運ばれていきます。
健康な肝臓であれば、90%以上の有害物質が、肝臓で解毒されていると言われています。
2、経気道吸収
息を吸うときに一緒に取り込み、血液に吸収され、体のいたるところに分布していきます。
肝臓を経由せずに、全身に広がってしまうので
大気汚染は、食品以上に影響が大きいと言えます。
3、経皮吸収
皮膚から吸収されるのが経皮吸収。皮膚の真皮にある毛細血管から全身に広がったり、
皮下組織に蓄積されたりしていきます。
台所用洗剤、シャンプー、コンディショナー、化粧水、ローション、歯磨き粉など、直接肌に触れるものはもちろん、衣類に残った洗濯用洗剤が、肌に触れ、摩擦によって皮膚に付着し取り込まれていくことで、日々吸収されていきます。
薬学博士の竹内久米司さん、稲津教久さんによって、経皮吸収によって、有害な化学物質が吸収されることを
「経皮毒」と名付けられました。
経皮毒はどうやって皮膚に侵入するか
皮膚の角質層は、外界からの異物が入ってこないようにするバリアー機能があります。
表面が脂質で覆われており、また、そこにいる常在菌たちが皮脂を餌に排泄物を出して、それが天然のクリームとなり、肌を守っています。
しかし、天然のバリアー機能は完璧ではありません。
1、皮膚に接触した物質の0.5%はどうしても皮膚の内部まで入ってしまう。
2、洗顔やボディーシャンプーなどで常在菌たちが住みにくくしてしまうとバリア機能が落ちる。
3、直接触れた合成界面活性剤はバリアー機能を破壊してしまう。
バリアー機能を破壊してしまう代表的なもの
・溶解剤としてプロピレングリコールを含む薬用クリームやスキンケア用品、化粧品
・ラウリル硫酸ナトリウムなどの合成界面活性剤を含む、シャンプーやリンス、入浴剤、合成洗剤
排出に時間がかかり、日々蓄積される。
口から食べ物と一緒に入ったり、空気と一緒に入ったりすることよりも、体に入ってくる量は決して多くありません。
でも、真皮の毛細血管を経由して全身にまわったり、皮下組織に取り込まれたりして、なかなか排出されません。
吸収された化学物質は、10日経っても尿、汗、髪の毛、爪などから10%程度排泄されるだけだそうです。
しかも、洗剤に触れる頻度は、毎日のこと。合成洗剤を使っていると、毎日毎日、少しずつ体内に蓄積される量が増えていく。 排出が間に合わないのです。
自覚症状がないまま蓄積され、或る日突然不調となって現れる
さらに、日々の積み重ねのため、異変に気づくまで時間がかかってしまいますし、
不調を感じていても、洗剤による化学物質が原因だと特定しにくい。
自覚する頃には、有害物質が相当蓄積された状態になる、ということです。
本来、人間には、口から入った有害物質を肝臓で解毒してくれる、という仕組みがあります。
でも、人の体は自然界に存在する危険から身を守れるようになっていますが、人工的な毒には、対応していないのですね。
化学物質によって空気が汚染されていたり、身にまとう物が汚染されていたりしては、皮膚に立派なバリアー機能があっても体を守りきれないのです。
経皮からの吸収率は、子どもたちが高い!!
年齢によっても、吸収率に差があります。
成人に比べると、子どもたちのほうが、吸収されやすいのは、想像できますよね。
子どもは、皮膚が薄く、バリア機能がまだきちんとできあがっていません。
肝機能も未発達なので、取り込んだ毒を解毒する力がそもそも弱いです。
また、血液脳関門といって、大切な脳に有害なものが入らないようにする網のようなものがあるのですが、
それは2歳くらいで完成します。つまり、2歳未満の子どもは有害な化学物質から脳を守る機能が弱い、ということ。
学習障害などをもった子どもが増えていますが、脳は60%が神経細胞膜などの脂肪成分でできています。
脂溶性の有害な化学物質が取り込まれると、脳は影響を受けやすいのですね。
子どもたちが有害な化学物質と接触する機会を、できるかぎり避けましょう。
洗濯洗剤、どれを選んだらいいの?
子どもや赤ちゃんを経皮毒から守るために、どういった洗剤がよいのでしょう。
子どもや赤ちゃんにも安心、などの表記があっても、普通の洗剤と同じであるというものもあるので、要注意です。
PRTR制度はご存知ですか?
国が環境や人の健康に影響を及ぼすとして、有害であると指定した化学物質があり、それらの排出に関する情報を1年ごとに集め、公表する制度です。
この制度で指定されている化学物質は、市販の洗剤に普通に使用されています。
ラウリル硫酸ナトリウム
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
ポリオキシエチレンアルキルエーテル
α—スルホ脂肪酸エステルナトリウム
アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム
上記は、PRTR制度で有害であると指定されているものです。
これらの具体的な名称を覚えてもいいのですが、政令名称と、市販品の表示名称の表現が微妙に違うことがありますし、カタカナばかりでよくわからなくなります。
そこで、「合成洗剤」と書かれたものをやめてみる、というのがオススメです
やっぱり、石けん!
「石けん」には、PRTR制度で指定されている有害物質は含まれていません。
自然界に石けんカスが出ても、魚が食べてしまうので、環境を汚しません。
牛のエサとしても石けんカスが利用されていることもあるんですよ。
界面活性剤を含まない洗剤をチョイスするという選択も。
終わりに
市販の洗剤は、仕上がりのよさを優先させて、一番重要な汚れ落ちはあまりよくありません。
汚れ落ちの悪さをカバーするため、蛍光増白剤で白く見せて、臭くならないように抗菌剤を使ったり、仕上がりのよさのために柔軟剤を入れていたり、香りをつけてみたり・・・。
衣類をきれいにしたいのに、実はきれいに「見せているだけ」で、しかも環境まで汚してしまっている。
わたしたちにできることは、質のよいものを生産している人を応援すること。
https://macrobiotic-daisuki.jp/gouseisenzai-48414.htmlより
上の記事は、洗濯洗剤に絞っていますが、食器用洗剤、掃除用洗剤、シャンプー、化粧品など、いろいろなものに、合成界面活性剤が、入っています。
夕食の食器洗いが役目だった、中学生の頃の私の手は、皮が剥けてボロボロでした。
ゴム手袋が大きいので、つけずに洗っていたのです。
成長期の体に、皮膚から毒素を取り入れていたということです。
そして洗剤が、少しでも食器に残っていて、口に入ってるとしたら・・・
それだけでなく、合成洗剤は、自然環境も破壊しています。
今は、お客様に教えていただいた洗剤を
食器洗いや洗濯、掃除にも使うようになってから
肌がボロボロになることは、なくなりました。
合成洗剤を、金魚鉢に垂らすと
金魚は浮いてしまいますが、
この洗剤は、金魚がエサとして食べ、植物の肥料にもなるので、
洗浄力がある割には、自然にやさしいと思います。
水道管の元栓に、テスラ ウォーター・キット、蛇口に、ミニ・ウォーターキットを付けているので
水道水が、本来の天然の水の洗浄力があるため、使う洗剤も少量ですみます。
最近は、超音波ウォッシャー で、洗剤を使わず、部分汚れを落としたりもしています。
ドライクリーニングにも、カブレたりするので、今では冬物コートも、クリーニング屋さんに出すことなく、専用洗剤で、家で洗っています。
入浴は、石鹸を使うようにしています。
それでもどうしても、合成洗剤を使わなくてはならない場合
これもお客様に教えてもらったのですが、
テスラ トラベル・プレートの上に、しばらく合成洗剤を置いてから、使います。
経口薬の副作用が緩和されるように
化学物質の有害性が中和されて、カブレたりしにくくなります。
花粉症が治ってしまったというご報告も、多くいただきますが
テスラ製品には、「本来の自然の状態に戻す」働きがあるからです。
もちろん、ふだんからテスラ・ペンダントを着けて、免疫力が落ちないようにし、解毒作用を促し
テスラ オイスタープレート大で、環境汚染を、トリートします。
なるべく、自然や健康を破壊しない洗剤を選び、本来の自然な状態に近づけ、
化学物質を体内に蓄積しないよう、子々孫々、健康的に過ごしましょう
そして、もっと安全性の高い洗剤をご存知でしたら、教えてくださいね~~~(^_^)/
お得なセットは・・・↓