福島第一原発事故から、9年が経ちました。
今は新型コロナウィルス騒ぎで、
放射線のことなど考えられないかもしれませんが
まだ実在しています。
「福島第一原発3号機は核爆発だった」
原発設計技術者が東電、政府を批判 2020.3.9 08:00週刊朝日東日本大震災から9年の月日が経った今も福島第一原発の事故には疑惑が残っている。
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福島第一原発の事故では1、3、4号機が水素爆発を起こし、大量の放射性物質が大気中に拡散した。
だが、3号機は核爆発だったのではないかとの疑惑がある。
実際、3号機が爆発した瞬間には黒煙が舞い上がり、白煙が立ち上った1号機とは様相が違った。
「3号機で核爆発が起きた」と主張する原発技術者は何人かいる。
そのなかで最も詳しく解説しているのが、三菱重工業で原発の設計技術者を務めた藤原節男氏(70)だ。
「3号機の爆発では原子炉建屋南側で一瞬オレンジ色に光り、黒いキノコ雲状の煙が上空600メートルまで立ち上りました。
これは温度が1万度以上の高温になる核爆発の特徴です。
大きな被害が出なかったのは、爆発の規模が原爆の1万分の1から10万分の1程度と小さかったからです」
藤原氏は3号機が核爆発した証拠として13個の根拠を挙げている。以下が主なものだ。
・屋根フレームの鉄骨が飴細工のように曲がった。
爆発で建屋のスレート屋根が吹き飛び、圧力が外部に逃げたにもかかわらず曲がっているのは、核爆発で局所的に超高温部が発生したために起きた現象。
・使用済み燃料プールのある建屋南部を中心に屋根が破壊された。
水素爆発なら最上階の5階に充満した水素が爆発するため、屋根はある程度均等に破壊される。
・5階の床付近に置かれていたクレーン用モーターなど大型瓦礫(がれき)がキノコ雲から落下したようだ。
5階空間での水素爆発なら、5階の床付近に置かれたものを上空高く吹き飛ばすことはできない。
・プルトニウムが福島県飯舘村や米国まで飛散しているが、これは使用済み燃料プールの燃料の金属成分が蒸発したもの。
水素爆発ならプルトニウムの発生源は格納容器内の炉心溶融物(コリウム)に限定されるが、その場合のプルトニウムは二酸化物のままの状態を保っていることから蒸発飛散しない。
・福島第一原発事故では、セシウムを含んだガラス質で、微小な球形をしたセシウムボールができた。
これは高温高圧下で物質が蒸気とプラズマになり、冷える過程でできたもの。水素爆発ではできない。
では、どうして核爆発が起きたのか。藤原氏によると、最初に3号機上部で水素爆発が発生し、それから使用済み燃料プールで核爆発が起きたという。
「まず全ての電源が失われたことで、使用済み燃料を冷やしている燃料プール内の水が沸騰を始めました。
このとき、水中のボイド(気泡)が一定量に増えたことで安定した『遅発臨界状態』に達しました。
本来、プール内で臨界が起きてはいけませんが、ここまでは原子炉の固有の安全性(自己制御)が機能している状態でした」
水の中にどれだけの気泡が含まれるかを示すボイド率は、核分裂制御と密接な関係にある。
うまく調整できれば安定臨界状態を保つが、少しでも狂うと原子炉が暴走してしまう。
このときの使用済み燃料プールも臨界したとはいえ、安定した状態を保っていたという。
だが、ここで思いも寄らぬ事態が起きた。
「3号機の5階に大量にたまっていた水素ガスが爆発したことで急激な圧力が使用済み燃料プール水面にかかり、水中のボイドが消滅したのです。急速にボイドが減ると激しい核分裂反応が起き、危険な『即発臨界状態』になる。自己制御が利かなくなり、ついには核爆発が起きたのです」
使用済み燃料プールの水は本来、燃料の冷却のために使われる。
だが、安定して臨界状態を保っていたボイド率が一定以上低下すると、中性子の速度を抑える減速材としての役割が増加し、核分裂を促進してしまう。
ほんのわずかな反応度の違いで、即発臨界点に達してしまうのだ。
3号機はプルトニウムを再処理で取り出した(プルトニウムとウランを混ぜた)MOX燃料を使う原子炉だったことも、核爆発を起こしやすくしたという。
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「核爆発したのは局所的な場所で、被害のない部分を写真として公開しています。
また、低濃縮ウランで核爆発が起きないというのは安全神話にすぎず、実際に爆発を起こした実験結果が米国にあります」
「小規模な核爆発だからといって、事実を隠していいことにはなりません。
環境中に放射性物質をまき散らしたのだから、飛散した破損燃料や爆発時の環境中性子線の数値など核爆発の証拠となるデータを明らかにすべきです」
※週刊朝日 2020年3月13日号
https://dot.asahi.com/wa/2020030600008.html?page=1
311の後降った黄色い粉は、ウランだったという情報もありますし、実際あの当時、黄色い粉の線量を測ったこともあります。
プルトニウムの半減期は24,000年、非常に毒性が強い物質で、IARC より発癌性があるとされています。
元酪農家の長谷川健一さん怒りの告発
「飯舘村では若い人が胃がんで立て続けに亡くなっている」週刊金曜日 3/5(木)小雪が舞う2月上旬の福島県飯舘村(いいたてむら)。
元酪農家の長谷川健一さん(66歳)宅を訪ねた。
「バタバタ逝っちまう」
東京電力福島第一原発事故に伴う飯舘村の避難指示が、一部の帰還困難区域を除いて解除されたのは、2017年3月のこと。
同村前田地区の長谷川さんは翌18年5月に自宅に戻り、現在は妻と父の3人で暮らしている。
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飯舘村で避難指示が解除されたのと同じ17年の出来事だが、筆者に胃がんが見つかり、胃の4分の3を切除する手術を受けている。
そのため体力が落ち、飯舘村に来られなかった不義理を詫びつつ、家族や友人の間で似たような大病をした人がいないか尋ねた。すると、長谷川さんが答える。
「いや、病気を通り越して、亡くなっているよ。
50代後半から60代の、俺よりも若い人が。そのほとんどが、がんなんだけどな。
中でも胃がんという人をよく聞く。見つかったと思ったら、皆、バタバタ逝(い)っちまうんだから。
考えるに、飯舘村の俺らは皆、免疫力が低下しているからじゃないかな」
長谷川さんの妻、花子さん(66歳)が続ける。
「仮設住宅に避難していた頃からです。でも皆さん、病院では必ず『原因はストレスですね』って言われるんです」
健一さん「今まで、そんなことはなかった。がんで若い人がバタバタ亡くなるなんてことは、原発事故の前の飯舘村ではなかった。
ウチのすぐ隣の友達(62歳)は、避難指示が出ても仮設住宅に避難しないで、ずっと村に残っていた。
それで一昨年、胃がんが見つかって胃を全摘したのだけど、あちこちに転移が見つかって、その年の6月に亡くなった」
「彼の妹も、乳がんが肺に転移して40代で亡くなっている。
60歳で亡くなった人もいるんだよ。これも俺の友達で、やっぱり胃がんだった。肺や大腸、リンパにも転移していて、見つけた時はもう手遅れで、手術もできずに医者から『あと半年の命』と告知されたと、奥さんから聞いた。そのちょうど半年後の19年2月に亡くなった。今月がちょうど一周忌だ。
そう言えば、あのTも胃がんだっけな?」
花子さん「そう」
健一さん「あいつも胃を取って、50代で逝ってしまった」
花子さん「胃がん以外でも、がんで亡くなった人がいっぱいいる。かなり若い人も亡くなった。
なんで前田地区は若い人ばっかり亡くなるんだ――って言われたね」
健一さん「俺らと同じ年頃で逝くわけだから、余計に記憶に残るんだ。
それも、がんが見つかってから、そんなに時間が過ぎないうちにどんどん悪くなって、逝っちまうんだから。
80歳や90歳でがんになるのは、これはしょうがねえな、天命を全うしたんだな、とも思えるけども、60代だとそうはいかねえべ。
ただ、因果関係はわからない。放射能との関係は。だから皆、諦めている。それに、当事者はなかなかしゃべろうとはしない。『俺はがんだ』って言いふらしてまわるバカもいねえし」
東京電力福島第一原発が凄まじい量の放射性物質を放出してからまもなく9年が経つ。
だが、この国では被曝による健康被害は「一切ない」ことにされている。
本当にそうなのか。3月6日発売の『週刊金曜日』では、福島県のデータなどを掲載。放射線医学の専門家に話を聞くとともに、「泣き寝入り」しない方法を探っている。(明石昇二郎・ルポライター。2020年3月6日号より抜粋)https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200305-00010002-kinyobi-soci&fbclid=IwAR2JMWYTfujwDTMHQU6nJf56cca9opvsI8GqE81PZP27_EdeGAke46RWaNE
3号機の爆発は核爆発だという説は、当時からあり、9年経っても、放射性物質がなくなったわけではなく、地元の方々は、こうしてガンで亡くなっているのです。そしてこれは、福島だけの問題ではありません。
常磐線に付着した”ちり”、放射能濃度23倍に
福島県内の試運転で労組が調査 でもJR側は「測定しない」 2020年3月2日 東京新聞全線開通(3月14日)に向けたJR常磐線の試運転で、福島県内の帰還困難区域を通過した車両に付着したちりの放射能濃度が、通常の車両より23倍も高かったことが分かった。
福島第一原発事故で不通 帰還困難区域
常磐線は現在、東京電力福島第一原発事故の影響で富岡(福島県富岡町)-浪江(浪江町)間の20.8キロが不通となっている。
不通区間の沿線一帯は放射線量が高く、住民が戻る見通しが立たない帰還困難区域に指定されたままだが、JR東日本は昨年12月18日に試運転を開始した。
調査した試運転の車両は1月18~22日の5日間運行。
フィルターはモーターなどの空冷装置に取り付けられ、外気を取り込む際にちりなどを除去する。フィルターのちりを採取、測定したら
動労水戸の組合員がJR東日本勝田車両センター(ひたちなか市)でフィルターのちりを採取し、農作物や土壌の放射性物質を調べる「つくば市民放射能測定所」(つくば市妻木)で濃度を測定した。
その結果、一キロ当たり2,350ベクレルのセシウム137が検出された。
一方、6カ月間通常運行した車両のフィルターのちりから検出されたセシウム137は101ベクレルだった。整備員が吸い込み、内部被ばくする危険
動労水戸によれば、勝田車両センターでフィルターの洗浄作業に携わっている整備員は約50人。マスクを着けていても、鼻の中まで真っ黒に汚れるという。
動労水戸はJR東日本に対し、帰還困難区域内を運行する場合、全車両の線量測定のほか、整備員の被ばく防止教育や防護用具の配備などを要求してきたが、会社側は「車両の測定を実施する考えはない」と拒否。
動労水戸は今後、今回の調査結果を会社側に示し、車両の測定などを重ねて求めていく方針だ。
https://news.line.me/issue/oa-tokyoshimbun/6c026647a940?utm_source=Facebook&utm_medium=share&utm_campaign=none&fbclid=IwAR1QmOFqxMns4EDSrWiHKWO_LqMgGBnoXnl6QGarpbKNVZ1SjTZOeYegVZE
除染の長期目標である毎時0.23マイクロシーベルト以下にはなっておらず、線路や駅の避難指示が解除されても、その周囲は帰還困難区域に指定され続ける可能性が高いだけに、乗務員や乗客の安全には懸念が残る。https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201912/CK2019121902000133.html
人がいれば、モノが動くように、電車からも、高い放射能が検出され、
当ブログデスクトップ版左帯にあるように、スイスの天気情報では、今も風によって、福島第一原発から放射性物質が拡散している予報を出しています。
9年たっても、まだまだ放射性物質は、放射線を出し続けているということです。
豪州で、落雷で柱上変圧器が爆発して、放射性物質が飛散した事故では、5年経過した頃から近隣の住民にガンが発生し出し、闘病する人が増えてきて、10年経った頃には、ずいぶん多くの方がガンで亡くなったということですが、テスラ製品を導入した家では、人間はもちろん、動物たちも体調が良くなり、明暗が分かれたといいます。
福島でも同じことが起きているようで、テスラユーザーの方々は、「うちは皆元気だけど、ずいぶん多くの人がガンに罹ったり亡くなったりした」と言います。
日本には54基もの原発があり、再稼働したものもありますし、稼働していなくても核はそこにあるわけですので、福島原発の件は、他人事ではありません。
電磁波の最たる強さの放射能は、ニコラ・テスラのテクノロジーで、放射性物質の有害性を無害化しましょう
お住いには、環境用のテスラ オイスタープレート大を置いてください。
ご参照:「オイスタープレートで 線量は下がるか?」
お出かけ時には、テスラ トラベル・プレートを(小さなお子さんは、テスラ ポケット・プレート)を、必ずお持ちください。
そして、毎日必ず、テスラ トラベル・プレートで、背骨扇ぎをして、体内の放射線を止めます。
一人の時は、自分で前を扇ぎます。
もちろん、免疫力を強化し、デトックスを促すテスラ・ペンダントは、常に胸腺上に着けていてください。
日常の身の周りの電磁波や、放射性物質の有害性を処理し、コロナウィルスとも闘える抵抗力をつけましょう