2013年11月06日

量産品と手づくり品

当店で扱っている商品は
みな、手づくりで
大量生産できないモノばかりです。

その理由は・・・
今は、100円ショップや、
ユ○クロ等のファストファッションなど、
安くて簡単に手に入る商品が、あふれています。

ひと昔前なら、考えられない価格で、
日用品が手に入ります。
日本で生産するより人件費の安い、発展途上国で作らせ、劣悪な労働環境下で、大量生産させているからです。

日本では、工場の閉鎖など「産業の空洞化」が起きて
久しいですね。
安い第三国で作らせるので、
日本の職人も減っていっています。

私たちも、消耗品なら、
なるべく安価に手に入れたいと思うものですが
安く買える → 長持ちしない → ゴミが増える → また買う 
といった循環に、なっていないでしょうか?

乗務していた頃、ファーストクラスのお客様と接していると
全身、高価なブランドもので固めた方もいらっしゃいましたし
目立たないけど、上質なものを着、控えめだけど、育ちの良さが滲み出ている方も、いらっしゃいました。

階級社会であるフランスに在住時、
やはり、ラグジュアリー・ブランドを華やかに着こなす、ブルジョワ階級と
家に代々伝わる調度品や衣装を受け継ぎ、質素な生活の貴族階級の人たちが、いました。
「私だって、流行の服を着てみたいわよ!」と言ってましたが
今では創れないような豪華な、でも古い衣装を、手入れしながら大事に着ているのでした。

また、フランスの一般庶民も、日本の消費社会と違って、
すぐに新しい物に飛びつくことはせず、若い人たちも、古い物を大切にします。

Tissa Fontanedaが言ってたように、今やラグジュアリー・ブランドも、
売上げ優先に、量産されています。

どちらが好きかは、価値観の問題ですが、当店では、商品に、作り手の心があり、
安全で、長くお使いいただけるかをポイントに、選んでいます。

結果、ひとつひとつ、手間ひまかけて、威信をもって、創られたものだけに、絞られました。
ファスト・フードに対する、スロー・フードのように・・・

セシル・ジャンヌや、アラカも、一点一点、アーティストの魂がこもり
桜染めや草木染めは、日本の職人たちの誇りをかけた、職人技の集大成です。
Tissa Fontanedaは、量産するようになったビッグ・ブランドから独立し、
質の高いバッグを、創り出しています。
G.B.ケントや、ジェイコブ・ウールも、従来の製法にこだわった、職人魂が宿っています。
テスラも、常に最高品質のチタンを探し求め、でも良心価格で
一枚のプレートを、一週間以上かけて、作り上げます。

よって、工業製品と違って、一点一点、みな違いますが
作り手の心と、ぬくもりを、感じ取れると思います。

テスラをご購入された方々は、よく、
「このプレートには、心があると思う。」
「何か、生きているみたいに、感じる。」
「もっとコミュニケーションを取ろうと思う。」と、仰います。

あまりお手入れの必要もなく、長くお使いいただけるものばかりで、
すぐに使い捨てになるものでは、ありません。

人生とともに歩む、身の回りのモノたち
使えば使うほど、味が出て、生活の歴史を刻み込むモノたち
そんな商品を、ご提供し続けたいと、思います。
タグ:ミヌーシュ
posted by minouche at 15:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ミヌーシュ
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